2021/01/29

それはそこでなくても撮れるだろうと思われるものを、つい無意識の撮ってしまう。僕のとっては白い壁、白い工事用のフェンスがそれである。そこに光があたっていようものならば即撮影となる。そんなものを積み上げていつかは本にしてみたいと思うものだ。デジタルカメラの使用がデータを無限にうみだし心して写真を保存しておかなくてはと思うのは、いまは撮るだけの写真でもいつかは何かになるという写真の可能性を蔑ろにしてはいけないとこの頃思うからだ。ここえきてフィルムで撮影する機会がにわかに増えてきている。忘れかけていた写真の感触が蘇り一枚一枚大切に保存してた写真やネガのことを思い出し、色々考えなおしたりしている今日この頃だ。